いなば法律事務所は、平成３０年１２月２９日（土）～平成３１年１月３日（木）まで、年末年始休業を頂きます。
新年は、１月４日（金）からの営業となります。

平成３０年は、熊本県内をはじめ多くの皆様方に交通事故をはじめとした、様々なご相談やご依頼を頂き、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
現在も、いなば法律事務所にご依頼中の事件については、最善の解決ができるよう、精一杯努力して参ります。

交通事故分野は、弁護士費用特約の普及で、弁護士を依頼される方が非常に増えており、
その反動で、保険会社の対応や裁判所の姿勢にも、数年前とは異なる変化がみられます。
その意味で、交通事故案件の解決経験を多数積んでいないと、時代から取り残され、適切な解決策のアドバイスが出来なくなってきていると、私どもでは、考えております。

交通事故を扱う被害者側弁護士サイドでも、以前のように、示談段階ないし訴訟段階からの弁護士関与ではなく、
交通事故発生直後からの弁護士アドバイスや、後遺障害等級認定段階からの弁護士関与が必要な事案が多いことが、改めて認識されるようになってきています。
稲葉弁護士の場合、最初に関与させて頂いた交通事故が、重傷事案にも関わらず、後遺障害等級「非該当」の交通事故でしたので、後遺障害等級認定段階における弁護士関与には、馴染みがあります。
しかし、当時は、多くの弁護士が、後遺障害等級認定がなされ、保険会社から示談金額が示されてから後が、弁護士の出る場面と考えていたと思われ、現在の状況は、隔世の感があります。
その意味では、交通事故を扱う被害者側弁護士のレベルも上がってきていると思われ、非常に嬉しく思っております。

いなば法律事務所では、今後も、交通事故分野において、
他の交通事故を多く扱っている弁護士との交流を深める（近いところでは、平成３１年１月に東京で意見交換があります。）、
後遺障害等級認定例や裁判例を詳しく検討する
など、知見を深め、最善の解決ができるよう、日々努力をして参りたいと考えております。

平成３１年も、熊本県内をはじめ、交通事故被害に苦しむ皆様方のお役に立てるよう、全力で頑張ります。
いなば法律事務所をどうぞよろしくお願い申し上げます。


所長　弁護士　稲葉大和
　　　弁護士　田中琢磨