弁護士を依頼する場合に限りませんが、なにかしようとする場合、ネックになるのが費用の問題です。
この点、交通事故については、弁護士費用特約がひろく普及し、特約加入の場合には弁護士を依頼するハードルが非常に低くなりました。
 
いなば法律事務所の弁護士に、交通事故の「後遺障害等級獲得」や「示談解決」などをご依頼される方でも、弁護士費用特約を利用される方が多くおられます。
私たちは、熊本での交通事故被害者の方を中心に、多くの交通事故事件を扱っておりますが、ほとんどの方が、特約で弁護士費用を全額賄っておられます。
 
弁護士としても、例えば、重度の脳障害が残ったというような事案でない限り、弁護士費用のお手出しなく事件解決されたい、というお気持ちだろうと思っております。
お手出しが生じ得るような場合には、事前に、きちんとご説明し、弁護士費用のご負担がない、もしくはご負担が低額になるような、事件の解決方法をご提案するなど、気を配っておりますので、ご安心下さい。
 
具体的には、後遺障害がない場合や後遺障害の程度が軽い場合は、弁護士費用特約の範囲内で収まることが多いです。
 
死亡事故・高次脳機能障害など重大事故で、弁護士費用が特約上限額を超えるような場合は、加害者や加害者側保険会社に弁護士費用を請求するなど、ご依頼者様に過大な費用負担とならないように調整を図っています。
私たちは、熊本地方裁判所・熊本簡易裁判所を中心に、交通事故に関する訴訟を多数経験しておりますが、交通事故における訴訟では、裁判所が、認容された損害額の１割程度を「弁護士費用として別途認めてくれる」判決をすることが通例です。
 
 
逆に、通院期間が短く、保険会社の提示から増額が見込める額はそこまでない事故であっても、弁護士費用特約があれば、弁護士依頼のメリットがあることが多いです。
というのも、お手出しの費用負担がなければ、増額分が、そのまま、ご本人様のメリットになるからです。
また、このような事案で、ご本人様の時間的負担もさほどなく解決できることも多いです。
いなば法律事務所の解決事例でも、熊本の交通事故被害者の方で、たとえば、
 
【事例４４１】
交通事故示談★熊本県八代市・乳児・外傷なしにつき、親御様の通院付添費や通院慰謝料など１５万円強の損害額認定を得て示談解決
http://www.5225bengoshi.com/casestudy/detail/masterid/448
 
【事例３８７】
交通事故示談★熊本県大津町・小学生・むち打ち・後遺障害なしにつき、保険会社提示額約２５万円→４０万円に増額して示談解決
http://www.5225bengoshi.com/casestudy/detail/masterid/394
 
などの解決事例がございます。
（お子様の場合には、通院期間や通院日数が少ないことが多いです。）
 
入通院期間が長い事故の場合はもちろん、通院期間がそこまでないような事故であっても、弁護士費用特約をご利用され、弁護士依頼される方は何名もおられますので、ご遠慮なく、弁護士にご相談いただければと思います。