事例954
交通事故後遺症★熊本県・30代男性・下肢の傷跡について、後遺障害等級14級5号「下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの」の認定取得
依頼者:30代男性、熊本県内在住
受傷内容:下腿打撲傷・皮下血腫など
《後遺障害等級14級5号の認定取得》
弁護士が、受傷状況などを聴取したところ、下肢の傷跡について、後遺障害等級の認定可能性があると判断されました。
そこで、医証などを入手して、
後遺障害等級の認定申請を行いました。
申請の結果、想定どおり、
下肢の傷跡について
・後遺障害等級14級5号「下肢の露出面にてのひらの大きさの醜いあとを残すもの」
の認定を得ることができました。
《弁護士のコメント》
交通事故解決の実務にあたっては、事実上、後遺障害等級が認定されるかが大きな意味をもちます。
しかし、後遺障害等級の認定基準や実際の運用にあたっては、
文献なども少なく、弁護士や医師でも、理解していないことが多々あります。
特に実際の運用については、弁護士でも、交通事故の後遺障害等級認定実務に触れていないと、なかなか分からないと思います。
また、医師の場合、後遺障害等級認定を受けることは本来の仕事ではないので、等級認定基準に関心をもっている医師はあまりいないと思います。
(医師からも、そう言われたことがあります。)
交通事故の解決にあたって、お怪我が大きい場合や、傷跡も含めて、完治しなさそうな場合には、事故後、早い段階で、交通事故解決の実務経験が多い弁護士に、ご相談いただいたほうが望ましいと考えます。