事例909
交通事故示談★熊本市内・後遺障害等級併合8級の60代女性につき「約2440万円」を回収して事故解決
2021/09/10
- 顔・外貌
- 上肢
- 下肢
- 傷跡
- 1~8級
- 9級
- 12級
被害者:60代女性、熊本市内在住
事故態様:原動機付自転車を運転中に、路外施設に入ろうとした自動車に衝突された交通事故
傷病内容:眼窩底骨折、母指中手骨骨折など
後遺障害等級:併合8級
《弁護士の活動①~後遺障害等級併合8級の認定取得》
いなば法律事務所を知人のご紹介でお知りになった方の事案です。
交通事故後の入院治療中に、弁護士に法律相談を頂きました。
治療中から弁護士依頼を頂きましたので、
治療にあたっても弁護士からアドバイスをさせて頂きました。
治療終了を待って、後遺障害診断書などを取得した上で、弁護士がご本人様の代理人として、自賠責保険に後遺障害等級認定の申請を行いました。
等級認定申請の結果、
後遺障害等級併合8級が認定されました。
(9級16号「外貌に相当程度の醜状を残すもの」、10級7号「1手のおや指の用を廃したもの」ほか)
この時点で、後遺障害分の自賠責保険金819万円を先行回収しました。
上記819万円は、保険会社との示談において、最終の示談金に含まれていることが通常と思いますが、本件では、弁護士にて、先行して回収しました。
《弁護士の活動②~相手方保険会社との賠償交渉→示談解決》
819万円を先行回収した後、残額の賠償を求めて、弁護士にて保険会社との示談交渉を行いました。
示談交渉において、保険会社は、
保険会社の既払金額や弁護士が先行回収した「819万円」に加えて、
「約1000万円の支払」での示談解決を主張してくるなどしました。
弁護士としては、訴訟対応も視野にいれておりましたが、
最終的には、保険会社が「新たに約1600万円を支払う」という内容で、示談解決となりました。
訴訟提起した場合に予想される回収額と比較して、示談してもよい金額と判断されましたので、「約1600万円」での示談解決となりました。
弁護士にて回収した金額は、治療中に交渉して先払いを受けた「約20万円」+「819万円」+「約1600万円」=「約2440万円」となります。
ご本人様からは、後日、メッセージカードとお菓子を頂戴しました。
ご依頼にあたって、ご満足頂ける結果が出せたものと弁護士及び所員一同、大変、嬉しくかつ励みに思いました。