被害者：女性、熊本県御船町在住
後遺障害等級：併合１４級（１４級９号「局部に神経症状を残すもの」×２部位）
当方の過失割合：保険会社側主張「２０％」→弁護士交渉後「１５％」
 
 
《いなば法律事務所と保険会社側弁護士の示談交渉→示談解決》
保険会社側も弁護士を選任していた交通事故です。
 
後遺障害等級併合１４級が認定された後、
いなば法律事務所にて、保険会社側の弁護士と、賠償金の交渉を行いました。
 
本件交通事故では、
整骨院施術料が約１０５万円、タクシー利用額が約６０万円にのぼり、
訴訟対応になった場合に、裁判所から減額されるリスクもありました。
そこで、これらの金額はそのままにして、示談で解決するべく、弁護士にて交渉を行いました。
 
上記の事情もあり、交渉は難航しましたが、
最終的には、
・休業損害：約１２５万円
・傷害慰謝料：約１９０万円
・後遺障害逸失利益：約８５万円
・後遺障害慰謝料：１１０万円（裁判基準満額）
など、損害額を合計約９３０万円とする内容で、示談解決となりました。

過失割合も、
保険会社側は、ご本人様に「２０％」の過失があると主張していました。
こちらも、「１５％」とする形での示談解決となりました。

ご本人様の過失に対応する金額と保険会社が既に支払済みの金額を控除した、
新たな受領額は、約２３０万円となります。
 
ご本人様からは、後日、お菓子をご持参されての丁寧なご挨拶を頂きました。
難航した事件でしたが、何とか、ご満足の頂ける内容で解決できたものと、弁護士及び所員一同、大変、嬉しく思いました。 

 
《事件解決にあたっての弁護士費用のご負担なし》
本件交通事故は、弁護士費用特約から弁護士依頼費用を全額まかなえました。
そのため、ご本人様の費用負担なく、無事、事故解決ができました。