事例288
2017/01/30
車両所有者:男性、熊本市西区在住
交通事故の概要:バックしてきた車との衝突事故(車vs車)
過失割合:相手方は「当方2割の過失」を主張→「過失相殺なし」で解決
損害額:約20万円
《事案の概要》
交通事故の相手方と連絡が取れなくなってしまい、困って弁護士にご相談を頂いた事案です。
法律相談を経て、弁護士にて受任し、熊本簡易裁判所に訴訟提起しました。
《弁護士による解決》
過失割合について、相手方は「ご本人様の過失が2割ある」と主張していました。
ご本人様は「自分の過失はせいぜい1割にとどまる」と主張されておられました。
訴訟提起を経たところ、
相手方が裁判所にも出て来ず、きちんとした対応をしなかったので、「当方の請求をすべて認める」旨の判決がなされました。
過失割合についても「過失相殺なし」の判決となりました。
判決取得後、相手方の保険会社に判決に基づいて請求をし、無事、事故解決となりました。
《弁護士費用のご負担のない事故解決》
本件事故の解決にあたっては、弁護士費用特約をご利用されました。
特約で弁護士費用の全額がまかなえました。
そのため、ご本人様の弁護士費用の負担はありませんでした。
《弁護士のコメント》
相手方と連絡が取れなくなったり、相手方が任意保険未加入の交通事故も、ときどき、ご相談を頂きます。
そのような事案は、一般に、きちんとした賠償を受けられずに終わってしまいそうに、思われるかもしれません。
しかし、相手方の付保状況や当方の保険の契約内容によっては、きちんとした解決や、反対にむしろ有利な内容で解決できたのではないか、という場合もしばしばございます。
簡単にあきらめてしまう前に、一度、弁護士に、ご相談されることをお勧めします。