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交通事故示談★熊本県菊池市在住の男性・後遺障害等級10級11号・「合計約3950万円」の損害額認定を得て示談解決

2021/06/12

  • 下肢
  • 10級
被害者:男性、熊本県菊池市在住
事故概要:バイクvs自動車の交通事故(当方バイク)
過失割合:当方10%
傷病名:足関節三果骨折ほか
後遺障害等級:10級11号「1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」
 
 
《弁護士の活動①~治療中の患者様サポート》
交通事故後の治療中における弁護士受任でした。
そのため、症状固定時期も含め、治療中から、弁護士にてご本人様をフォローさせて頂きました。
 
一般論ですが、
・後遺障害等級認定のポイントや、
・個室代や付添費など
弁護士にて治療中からサポートさせて頂いた場合、結果が異なったのではないかと思われる事案が散見されます。
 
法律相談をされたからといって、ご依頼をされる必要はありませんので、
(本件の場合は、初回相談から約5か月後のご依頼でした。)
特に重傷事案の場合は、受傷直後に、交通事故の取扱経験が多い弁護士に法律相談をされ、
事故後の流れについて把握しておかれるのが適切と考えます。
 
 
《弁護士の活動②~後遺障害等級10級11号の認定取得》
症状固定時期を待ち、熊本県内のリハビリ医(整形外科医)から、後遺障害診断書を取り付けました。
その後、弁護士にて、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級の認定申請を行いました。
 
認定申請の結果、足関節の可動域制限について、
後遺障害等級10級11号「1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」
の認定を得ることができました。
 
この時点で、先行して後遺障害分の自賠責保険金「461万円」を回収しました。
上記461万円は、通常の保険会社との示談では、最終示談金に含まれることが多いと思いますが、本件では、この時点で弁護士が先行回収しました。
 
一般論ですが、
熊本県内でも、医療機関や担当医師によって、後遺障害診断書作成への協力程度も異なります。
等級認定基準への理解がない医師も、残念ながらおられます。
いなば法律事務所では、熊本県内の交通事故の取扱件数は多いと思いますので、全ての医療機関や医師ではないですが、ある程度、医療機関ごと、医師ごとの傾向が分かることもあります。
 
本件では、きちんとした後遺障害診断書が入手できましたが、
等級認定にあたり必要な検査をして頂けていないため、異議申立による適切な等級認定を得るにあたって、多大な労力が必要になったこともありました。
(これは、熊本県内の大規模病院のケースでした。)。
 
 
《弁護士の活動③~賠償額交渉と保険会社との示談解決》
認定を得た、後遺障害等級10級11号を前提に、加害者側保険会社と、賠償額の交渉を行いました。
 
いなば法律事務所としては、訴訟も辞さない方針で、交渉に臨みました。
交渉の結果、
・損害賠償額「約3950万円」を認定し、
当方の過失対応分や保険会社の既払い金額、自賠責保険から弁護士にて先行回収した金額を除外し、労災保険との調整も行った結果、「約2390万円」を新たに受領する、
との内容で、無事、示談解決となりました。

過失割合の妥当性の検証も含め、各損害費目ごとに、訴訟の場合との比較検討を行いましたが、
弁護士としては、妥当な金額で示談できた、と判断しております。

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