事例880
交通事故訴訟★熊本県益城町・後遺障害等級14級9号の男性につき、「既払い金及び当方過失相当分」を除き「合計約430万円」を回収して解決
被害者:男性、熊本県益城町在住
職業:アルバイト
当方過失:5%(⇔被告は当方過失20%を主張)
後遺障害等級:14級(神経症状14級9号×1部位)
《弁護士へのご依頼の経緯》
インターネットで、交通事故に詳しそうな法律事務所を探されたとのことです。
交通事故の治療中に、いなば法律事務所に法律相談を頂きました。
この際は、弁護士から、今後の流れや、この事案において気をつけるべき点などをご説明しました。
2回目の法律相談の際に、事故解決のご依頼を頂きました。
《弁護士の活動①:後遺障害等級認定申請→14級9号の認定取得》
症状固定を待って、主治医(整形外科医)から後遺障害診断書を取得した後、
弁護士にて、事前認定の形で、後遺障害等級の認定申請をしました。
等級認定では、弁護士の想定どおり、
・14級9号「局部に神経症状を残すもの」
が認定されました。
《弁護士の活動②:熊本地方裁判所への訴訟提起→「既払い金・当方過失相当分を除き約430万円」を回収して訴訟上での和解解決》
相手方保険会社は、
「既払い金を除き125万円」との示談金額を提示してきました。
交渉により、ここからの増額はできると思われましたが、
「弁護士として妥当と考える金額」までの増額を「示談で得るのは難しい」と判断されましたので、
ご本人様と協議の上、熊本地方裁判所に訴訟を提起して、訴訟上で、適切な解決を図る方針としました。
訴訟において、主張立証を尽くした結果、
裁判所からは、
・当方の過失割合は5%(⇔被告は当方過失20%を主張)
・逸失利益計算におけるご本人様年収を約475万円と算定(⇔事故直前の収入から算定される年収は約120万円程度)
などとし、
相手方保険会社の既払い金やご本人様の過失割合相当分を除外して、
新たに「約430万円を受領する」との内容で、和解勧告がなされました。
裁判所の勧告内容に従って、当方が約430万円を受領する形で和解が成立し、事故解決となりました。
《訴訟解決にあたっての弁護士費用の負担0円》
本件交通事故では、弁護士費用特約から、示談交渉や訴訟対応までの弁護士費用が全額、まかなえました。
また、訴状に貼付する収入印紙代なども特約で対応できました。
そのため、弁護士依頼における、ご本人様の弁護士費用のご負担は0円でした。