事例808
交通事故示談★熊本市中央区・50代男性・保険会社主張「休業損害0円」→弁護士交渉により「休業損害約20万円」などの認定を得て示談解決
【事案の概要】
被害者:50代男性、熊本市中央区在住
事故態様:自動車で道路直進中に、道路外から進入してきた相手方自動車との衝突事故
当方過失:20%
傷病名:頚椎捻挫
治療期間:約85日間の通院治療
【本件のポイント】
ご本人様は、交通事故発生当時、転職したばかりでした。
その上、転職先が完全歩合制の職場(営業職)であり、収入がしばらくありませんでした。
※ 転職先のやり方には、少々、疑問がありますが、それは措きます。
相手方保険会社は、「今回の交通事故がなくても、収入は当面0と考えられるから、休業損害を支払う必要はない。」と主張していました。
【弁護士の活動~交渉により、休業損害「0円」→「約20万円」にする等して示談解決】
弁護士は、「今回の交通事故がなければ、しっかりと営業活動を行うことができ、より早く契約を取れた可能性がある。よって、休業損害を支払うべきだ。」と主張しました。
また、転職後の稼働状況を詳細に伺って書面にまとめる、等の立証活動を行いました。
交渉は難航しましたが、粘り強く交渉した結果、
休業損害を「約20万円」とする形で示談解決に漕ぎつけることができました。
ご本人様の過失に対応する金額と相手方保険会社が既に支払った金額を控除した後の、最終回収額は「約50万円」となります。
【弁護士費用のご負担がない事故解決ができました】
本件交通事故の解決にあたっては、弁護士費用特約から弁護士費用の全額をまかなうことができました。
そのため、ご本人様の弁護士費用のご負担はございませんでした。