事例793
交通事故示談★熊本市東区・60代女性・保険会社提示「約50万円」→弁護士依頼後「約320万円」に賠償金を増額解決(既払い金控除後)
【事案の概要】
依頼者:60代女性、熊本市東区在住
弁護士依頼前:後遺障害等級「非該当」、保険会社から「約50万円」での示談提示
弁護士依頼後:後遺障害等級「併合14級」に変更、合計「約320万円」を回収して解決
弁護士依頼後の増額金額:「約270万円」
【弁護士の活動~後遺障害等級認定の変更】
痛みが残っているにも関わらず、事前認定で、
「後遺障害等級が非該当であるのは、納得できない。」
と、弁護士に事故解決のご依頼を頂いた事案です。
まず、弁護士にて、当方の主張を補強する証拠を付して、改めて、自賠責保険に後遺障害等級の認定を変更するよう、求めました(実質的に「異議申立」となります。)。
結果的に、当方の主張が認められ、
ご本人様の頚部・胸部・臀部の3部位の痛みについて、それぞれ後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」が認定されました。
あわせて併合14級の認定となります。
後遺障害等級併合14級が認定されたことにより、自賠責保険から、後遺障害分の保険金「75万円」を回収しました。
【弁護士の活動~保険会社側弁護士との交渉により、新たに「約245万円」を回収して示談解決】
保険会社側は、保険会社限りでは事故解決が困難と考えたのか、熊本市内の弁護士を立ててきました。
当方は、熊本地方裁判所に訴訟提起を行い、訴訟上で解決することも視野に入れていました。
しかし、結果的には、
弁護士間の交渉により、
傷害慰謝料(入通院慰謝料)や後遺障害慰謝料を「当方請求どおり」と認め、
保険会社が、新たに「約245万円」を支払う旨の内容で、
示談での事故解決となりました。
結果的には、弁護士の目から見て、満足できる内容での示談ができました。
弁護士依頼時点「約50万円」
↓
自賠責保険からの先行回収「75万円」+示談での追加回収「約245万円」=「約320万円」
と、ご依頼時から「約220万円増額」しての事故解決ができました。
弁護士費用特約のご加入はない交通事故案件でしたが、
「弁護士費用を考えても、ご本人様に、はるかにメリットが大きい」
解決となっております。