事例300
2017/02/23
被害者:40代男性、熊本市北区在住
傷病名:外傷性頚部症候群、腰椎捻挫
後遺障害等級:14級9号
事故態様:追突事故
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
「保険会社に治療終了を求められているが、まだ通院治療したい。」
と弁護士にご相談された事案です。
ご依頼をお受けした後、弁護士にて通院をサポートさせて頂き、2か月半以上の通院延長ができました。
治療終了後に、整形外科医に後遺障害診断書を作成頂き、弁護士意見書や添付資料を付して、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害の等級認定を申請しました。
その結果、自賠責保険から、
・腰椎捻挫後の腰痛等の症状について、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
の認定を獲得しました。
この時点で、自賠責保険から、後遺障害分の自賠責保険金75万円を先行回収しました。
上記75万円は、保険会社との通常の示談では「示談金に含まれる」ことが一般的と思います。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
認定を受けた後遺障害等級14級9号を前提に、相手方の保険会社と示談交渉を開始しました。
交渉の結果、
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約105万円
・後遺障害逸失利益:約200万円
・後遺障害慰謝料:約110万円
など、合計約475万円の損害額認定を獲得できました。
自賠責保険からの先行回収分75万円や保険会社からの既払い金を除く、新規受領額は約345万円です。
《弁護士費用について》
弁護士費用特約のご利用により、弁護士費用のご本人様負担はなく、無事、事件解決ができました。