事例757
交通事故示談★物損・相手方「任意保険なし」の事故について「修理代を全額回収」して解決
【事案の概要】
被害者:熊本市西区在住の女性
交通事故の態様:熊本市内の道路上で、前方車両が後退し、追従していたご本人様の車両に逆突した事故
本件の特殊性:相手方が「任意保険に未加入」
【弁護士へのご依頼の経緯】
ご本人様の保険会社と相手方本人で話し合いをしたところ、
ご本人様の車両の修理代の90%を相手方本人が支払うことで、いったんは口約束をしたものの、相手方が連絡しても応じなくなってしまった、とのことです。
ご本人様はたいそうお困りになり、弁護士費用特約を利用して、弁護士に修理代の回収を依頼したい、とお考えになりました。
【弁護士の活動~修理代全額を回収して解決】
ご依頼を頂いた後、弁護士が、相手方本人に連絡を取りました。
相手方は支払うと口頭では言うものの、実際に支払う意思はないと判断されました。
そこで、交渉に早めに見切りをつけて、熊本簡易裁判所に訴訟提起をしました。
すると、相手方はこれまでの態度を一変させ、当方の請求額の満額(修理代の100%)を支払いました。
最初の裁判期日の前に、お金を実際に回収できたため、訴訟は取り下げる形で終了しました。
【弁護士依頼にあたっての弁護士費用のご負担なし】
弁護士費用特約から「弁護士費用を全額まかなう」形でのご依頼でした。
そのため、ご本人様の費用負担なく、無事、事件解決ができました。
【弁護士のコメント】
「任意保険に未加入の者」を相手方とする交通事故は、自動車保険がこれほど浸透した今でも一定数、存在します。
相手方が任意保険に入っていない場合、そもそも話に応じなかったり、話に応じてもスムーズに賠償額を支払わないことが多々あります。
このような場合、これまでは、費用対効果の点から、被害者の泣き寝入りになってしまうことが少なくなかったと思います。
しかし、弁護士費用特約に加入していれば、弁護士費用の手出しなく、任意保険未加入者からでも、被害金額の回収ができる場合があります。
交通事故の相手方が任意保険に加入していない場合、諦めることなく、いちど、交通事故の取扱い経験が多い弁護士に、ご相談をされることをお勧めします。