事例306
2017/03/08
被害者:30代男性、熊本県山鹿市在住
傷病名:むち打ち(頚椎捻挫ほか)
事故態様:追突事故
《事案の概要》
追突事故によるむち打ち症で治療中の方から、ご相談をお受けしました。
お仕事の都合で病院になかなか通院できないということでしたので、整骨院でも治療されるようアドバイスをし、弁護士にて保険会社に連絡して、整骨院で治療できるよう手配しました。
※ 整骨院治療には、メリットデメリットがありますので、整骨院治療をされる前に、弁護士にご相談されることをお勧めします。
《弁護士による解決》
病院・整骨院での治療終了後に、弁護士が、ご本人様に代わって、保険会社と示談交渉を開始しました。
示談内容ですが、
・入通院慰謝料:約75万円(裁判基準満額)
など、「当方の提示どおりの」合計約125万円の損害額認定を勝ち取りました。
休業損害について、一般に、保険会社は「3か月間の給与合計額を90日で割り1日あたりの休業損害を算出」してきますが、「3か月間の給与合計額を実際に稼働した日数で割り1日あたりの休業損害を算出」する方法での認定を獲得しております。
既払い金を除く、保険会社の新規支払額は、85万円強となります。
示談交渉開始から示談書締結まで「わずか4日」で、満額回答の解決ができました。
弁護士費用特約が適用される事案でしたので、ご本人様に弁護士費用のご負担はございません。
《弁護士のコメント》
相手方の保険会社がどの会社であるか、担当者が誰か、その他、時期や事案の内容により、解決までの時間は異なりますが、今回は、かなりのスピード解決ができました。
なお、「どの保険会社でも補償は同じだろう。」とお考えの方が多いものと思いますが、各社ごとにどこまで治療を見るかや、支払額はどうかについて、対応は全く異なります。
同じ保険会社であっても、担当者ごとにかなり個性があります。
保険会社ごとの対応の違いは、交通事故事案を多く扱っている弁護士でないと分からないと思います。
担当者ごとの違いについては、熊本の場合、保険会社のセンターは1つか2つであり、担当者も限られてきますので、熊本に密着して地元の事案を多数扱っている弁護士でないと、なかなか分からないものと思われます。