被害者：男性、熊本市東区在住
交通事故発生地：熊本県内
傷病名：膀胱損傷、肩鎖関節脱臼、骨盤多発骨折、腰椎横突起骨折など
 
 
交通事故発生後、間もない時期に弁護士依頼を頂きました。
治療中から、ご本人様をサポートさせて頂きましたが、
治療終了を待って、弁護士にて、自賠責保険へ被害者請求の形で、後遺障害等級認定申請を行いました。
 
その結果、
自賠責保険から、
①膀胱損傷後の頻尿、尿漏れ等について、
・「終日パッド等を装着し、かつ、パッドをしばしば交換しなければならないもの」と捉えられるとして、「胸腹部臓器の機能に障害を残し、軽易な労務以外の労務に服することができないもの」として後遺障害等級７級５号
 
②肩鎖関節脱臼後の肩関節の機能障害について、
・「１上肢の３大関節中の１関節の機能に障害を残すもの」として後遺障害等級１２級６号
 
③肩鎖関節脱臼後の鎖骨の変形障害について、
・「裸体となったとき、変形が明らかにわかる程度のもの」と捉えられるとして、「鎖骨に著しい変形を残すもの」として後遺障害等級１２級５号
 
④⑤骨盤多発骨折後の左右股関節の機能障害について、
・「１下肢の３大関節中の１関節の機能に著しい障害を残すもの」として後遺障害等級１０級１１号×２部位
 
⑥腰椎横突起骨折後の腰痛の症状について、
・「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級１４級９号
 
の認定を得ることができました。
①～⑥の障害を併合し、全体として、併合６級の後遺障害等級となります。