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交通事故訴訟★熊本県・20代男性・「自賠責保険金1232万円」に加え「約2300万円」を新たに受領する内容で訴訟上の和解解決(当方過失35%弱)

2019/11/13

  • 頭部・脳
  • 9級
被害者:20代男性、熊本県在住
交通事故の状況:熊本県内におけるバイク事故(バイクvs自動車)
損害額に占める当方の過失割合:35%弱
傷病名:側頭骨・頭頂骨陥没骨折、急性硬膜下血腫、脳挫傷、外傷性くも膜下出血等
弁護士費用特約:加入なし
 
 
《弁護士へのご相談》
交通事故により頭部に重傷を負われたところ、後遺障害などについてサポートして欲しい、というご家族からのご相談でした。
法律相談の後、弁護士依頼を頂き、弁護士にて、ご本人様をサポートして参ることになりました。
 
 
《弁護士の活動①~後遺障害等級認定の取得》
弁護士にて、医師面談を行うなどして、ご本人様をサポートさせて頂きました。
後遺障害診断書や頭部外傷後の意識障害についての所見、神経系統の障害に関する医学的意見などの各種書類を揃え、自賠責保険に対し、被害者請求の形で、後遺障害等級認定申請を行いました。
 
等級認定申請の結果、
後遺障害等級9級10号「神経系統の機能又は精神に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの」の認定を受けることができました。
 
自賠責保険が2本請求できたので、
この時点で、後遺障害分の自賠責保険金616万円×2=1232万円を順次回収しました。
 
上記合計1232万円は、保険会社との示談では、最終示談金の一部として回収することが通常ですが、本件交通事故では、この時点で、弁護士にて、先行して回収しております。
 
 
《弁護士の活動②~熊本地方裁判所への訴訟提起と和解解決》
相手方保険会社は、任意保険会社としての支払義務がないとの見解を示すなどしてきました。
また、訴訟提起したほうが、妥当な金額を回収できるものとも考えられました。
 
そこで、
保険会社との示談交渉ではなく、裁判所で正当な金額を認定して頂くべく、熊本地方裁判所へ訴訟提起を行いました。
 
訴訟においては、
相手方弁護士は、後遺障害の評価が妥当でない、などと激しく争ってきました。
いなば法律事務所の弁護士は、
高次脳機能障害の認定基準に基づき、ご本人様の症状を詳細に主張立証するなど、主張立証活動を行いました。
 
その結果、
熊本地方裁判所から、総損害額を「約4825万円」と認定する和解案を頂くことができました。
 
結果的に、裁判所の判断にほぼ沿った内容で、訴訟上の和解での解決となりました。
当方の過失部分(遺憾ながら、35%弱もありました。)に対応する金額や、相手方保険会社が既に支払った金額、自賠責保険から弁護士にて先行回収した1232万円を控除した、
新規回収額は、合計で「約2300万円」です。


《弁護士のコメント》
最終面談時に、ご家族様から、御礼に地元の名産品を頂きました。
弁護士の活動にご満足頂けたものと、弁護士及び所員一同、大変嬉しく思いました。
今後とも、不幸にも交通事故で被害に遭ってしまわれた方々にとって、最善の解決をして頂けるよう、弁護士及び所員一同、精一杯、努力して参ります。

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