被害者：３０代男性、熊本市北区在住
交通事故の態様：熊本県内でトラックに追突された交通事故
傷病名：外傷性頚部症候群、肩鎖関節捻挫、胸椎捻挫、腰椎捻挫など（むち打ち症）
後遺障害等級：併合１４級（１４級９号「局部に神経症状を残すもの」×３か所）
 
 
《弁護士への相談とご依頼の経緯》
トラックによる追突でもあり、ご本人様車両は大破していました。
事故発生後、２週間も経過しない時期に、熊本で交通事故を多く扱っている弁護士を探され、いなば法律事務所に法律相談を頂きました。
相談後、そのまま弁護士依頼を頂きました。
 
 
《弁護士の活動①～後遺障害等級認定申請→併合１４級の等級認定取得》
むち打ち症の治療中から、弁護士にて、ご本人様をサポートして参りました。
 
治療終了の時期を見計らって、弁護士から、主治医（熊本市内の整形外科医）に、後遺障害診断書の作成を依頼しました。
その上で、後遺障害等級認定を申請しました。
 
その結果、
・頚部～肩の疼痛や頭痛、めまいなどの症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
・腰痛や下肢の痺れなどの症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
・肩の疼痛などの症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
の３部位の後遺障害等級認定を受けることができました。
あわせて「併合１４級」の後遺障害等級認定となります。
 
 
《弁護士の活動②～示談交渉→解決》
後遺障害等級併合１４級の認定を受けた後、相手方保険会社との間で、弁護士にて、示談交渉を行いました。
 
熊本地方裁判所に訴訟提起することも踏まえた、強い姿勢で交渉した結果、
・休業損害：約４５万円
・傷害慰謝料（通院慰謝料）：約１１５万円
・逸失利益：約１５５万円
・後遺障害慰謝料：約１１０万円
など、合計約５６５万円の損害額認定となり、示談での事故解決となりました。
 
相手方保険会社による既払い金を控除した、新規回収額は「約４２５万円」です。
 
 
《ご本人様の弁護士費用の負担なし》
弁護士費用は、ご本人様に適用のある弁護士費用特約から、その全額をまかなうことができました。
その結果、ご本人様の費用負担なく、事故解決に至ることができました。
 
 
《弁護士のコメント》
ご本人様からは、事件終了時に、お菓子を頂戴しました。
本件交通事故は、ご本人様車両の損壊状況が大きな事故でした。
弁護士依頼をお受けした後、後遺障害等級の認定をきちんと取得して、最終的にも、弁護士の目から見て、妥当と考えられる金額での示談をすることができ、ご本人様のご期待に応えることができたのかな、と、弁護士及び所員一同、嬉しく思いました。