事例654
交通事故訴訟★熊本県八代市・保険会社主張の過失割合「当方:相手方5:5」→弁護士受任後「当方:相手方=2:8」として、裁判上での和解解決
依頼者:熊本県八代市在住のご夫婦
交通事故の概要:熊本県八代市内の路地における、対向車どうしの接触事故
《弁護士依頼のきっかけ》
熊本県内の保険代理店様からのご紹介でした。
ご本人様は、接触に至る経緯から、過失割合が5:5というのは、納得できないとのお気持ちであり、
弁護士費用特約をご利用の上、弁護士にて、適切な過失割合に変更すべく、活動することになりました。
《弁護士による解決~八代簡易裁判所への訴訟提起と訴訟上での和解解決》
相手方は強く過失を争っており、交渉での解決は困難と判断されました。
そこで、弁護士受任をさせて頂いた後、八代簡易裁判所に、適切な過失割合を判断して頂くべく、訴訟提起を行いました。
裁判官は、お互いが悪くどちらかに有利な過失割合を決めることはできない、などと発言していました。
弁護士にて、事故態様や証拠関係を踏まえると裁判官の考え方はおかしいと思われると指摘し、控訴するので早く判決を出して欲しいと述べたところ、
一転して、
裁判所から、過失割合について
「当方:相手方=2:8」
と、当方有利な和解案が提示されました。
相手方弁護士も、裁判所の和解案に応じる旨を表明し、和解案どおり、
「当方:相手方=2:8」
の過失割合で、訴訟上の和解解決となりました。
《弁護士費用の負担のない事故解決》
弁護士費用特約を利用することを前提としたご依頼でした。
弁護士費用は、その全額を特約の範囲内で賄わせて頂き、ご本人様のご負担なく、交通事故の解決をすることができました。