事例583
交通事故示談★熊本県上益城郡・30代女性・後遺障害等級併合14級につき、合計約680万円の損害額認定を得て示談解決
被害者:30代女性、熊本県上益城郡在住
治療状況:病院と整骨院を併用して通院治療
後遺障害等級:併合14級(14級9号「局部に神経症状を残すもの」×4か所)
事故態様:熊本県内における出合い頭の衝突事故
当方の過失割合:5%
《弁護士による解決①~後遺障害等級認定の取得》
治療終了時期を見はからって、弁護士から、主治医(整形外科医)に、後遺障害診断書の作成依頼を行いました。
主治医に後遺障害診断書を作成頂いた後、弁護士にて、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級の認定を申請しました。
後遺障害等級認定申請の結果、
後遺障害等級併合14級の認定を得ることができました。
(後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」×4か所)
この時点で、弁護士にて、「後遺障害分の自賠責保険金75万円」を先行して回収しました。
この75万円は、通常の交通事故の示談では、「最終受領額に含まれることが一般的」ですが、本件交通事故では、この時点で弁護士にて「先行して回収」しました。
《弁護士による解決②~相手方保険会社との示談金交渉→最終解決》
後遺障害等級併合14級を前提として、弁護士が、相手方保険会社との間で、最終的な示談金の交渉を行いました。
示談金交渉の結果、
・家事従事者分の休業損害(主婦休損):約170万円
・傷害慰謝料(通院慰謝料):約160万円(裁判基準満額)
・後遺障害逸失利益:約145万円
・後遺障害慰謝料:110万円(裁判基準満額)
など、
合計「約680万円の損害額認定」を得ることができました。
当方の過失割合5%に相当する分を控除し、
相手方保険会社が既に支払った金額や弁護士が先行回収した75万円を除く、新規回収額は約480万円となります。
本件交通事故の解決にあたり、先行回収分75万円と合わせ、弁護士にて「約555万円を回収」したこととなります。