被害者：４０代女性、熊本県阿蘇郡在住
受傷内容：頚椎捻挫・腰椎捻挫（むち打ち症）
治療状況：整形外科ほかで通院治療
後遺障害等級：併合１４級（１４級９号「局部に神経症状を残すもの」×２か所）
事故態様：熊本市内で運転中に後方から追突された交通事故
 
 
《弁護士依頼の経緯》
交通事故に遭われた約１か月後に弁護士にご相談を頂きました。
しばらく継続相談をさせて頂き、交通事故から約１１か月後に弁護士依頼を頂きました。
 
 
《弁護士による解決①～後遺障害等級認定の取得》
治療終了を待って、弁護士にて、主治医に後遺障害診断書の作成を依頼しました。
後遺障害診断書入手後、弁護士にて、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級認定の申請をしました。
 
その結果、
・頚椎捻挫後の頚部痛などについて、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
・腰椎捻挫後の腰痛について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
の２か所の後遺障害等級認定を得ることができました。
あわせて後遺障害等級併合１４級となります。
 
また、この時点で、「後遺障害分の自賠責保険金７５万円」を回収しました。
上記７５万円は、保険会社との示談においては、「最終の受領額に含まれることが一般的」です。
しかし、本件交通事故では、弁護士にて、この時点で「先行回収」しております。
 
 
《弁護士による解決②～相手方保険会社との示談交渉→最終解決》
後遺障害等級の認定を受けて、弁護士にて、相手方保険会社に対し、損害賠償金の請求と交渉を行いました。
 
弁護士交渉の結果、
・家事従事者分の休業損害（主婦休損）：１２０万円以上
をはじめ、合計「約５３０万円の損害額認定」を得て、示談解決となりました。
 
相手方保険会社が既に支払っていた金額や弁護士にて先行回収した７５万円を除いた新規回収額は約３５０万円です。
先行回収分と合わせると、弁護士受任後に「約４２５万円を回収」したこととなります。
 
 
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約から弁護士費用を全額まかなえるようにした上での、弁護士受任でした。
そのため、ご本人様の弁護士費用負担なく、無事、事故解決ができました。