依頼者：６０代女性、熊本市中央区在住
交通事故の概要：熊本市内で歩行中に車にはねられた事故
傷病名：外傷性クモ膜下出血、胸腰椎多発圧迫骨折、多発肋骨骨折、足関節内果骨折、腓骨骨折
治療状況：熊本市内の病院に１年半近く入通院
弁護士依頼のきっかけ：知人のご紹介
 
 
《弁護士の活動～後遺障害等級の認定取得》
弁護士依頼をお受けした後、後遺障害等級認定申請を行いました。
 
その結果、
後遺障害等級併合５級の認定を受けることができました。
 
認定された後遺障害等級の内訳は、
①脊柱の障害について、２個以上の椎体の前方椎体高が著しく減少し、後彎が生じているものとして、後遺障害等級６級５号「脊柱に著しい変形を残すもの」
②頭部受傷後の神経系統の機能又は精神の障害について、脳挫傷痕の残存が認められ、他覚的に神経系統の障害が証明されるものとして、後遺障害等級１２級１３号「局部に頑固な神経症状を残すもの」
③上肢のしびれ、脱力感について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
④腰部受傷後の下肢のしびれ等の症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
⑤腓骨骨折後の下腿痛の症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
⑥足関節内果骨折後の足関節痛の症状について、後遺障害等級１４級９号「局部に神経症状を残すもの」
の６か所の後遺障害等級認定となります。
 
なお、既存障害８級相当「脊柱に中程度の変形を残すもの」がある事案です。