事例545
交通事故示談★熊本県合志市・30代主婦・治療打ち切り→弁護士依頼後:自費通院分の治療費を含む当方請求のほぼ満額約230万円の損害額認定を得て示談解決
被害者:30代女性、熊本県合志市在住
職業:専業主婦
交通事故の状況:熊本市内での追突事故
過失割合:当方過失0%
《弁護士依頼の経緯》
保険会社に治療打ち切りをされ、困惑されて、知人からご紹介された、いなば法律事務所に法律相談を頂きました。
弁護士にて、事案を拝見させて頂いたところ、相手方の保険会社は、むち打ち症の場合、一方的かつ、他の保険会社より早期に治療打ち切りをしてくることがしばしばある、特定の保険会社でした。
《弁護士による活動①~医師との面談と協力依頼》
主治医の協力がない場合、厳しい結果が予想されました。
弁護士依頼の後、弁護士が速やかに、主治医のところに赴き、
「自費で治療継続するものの、今後の自賠責請求に必要な書類を作成頂く」
ことで、医師の了解を得ました。
《弁護士による活動②~自賠責被害者請求》
治療終了後、弁護士にて、主治医作成の自賠責書式の経過診断書・診療報酬明細書その他の書類を揃えて、自賠責保険に被害者請求を行いました。
自賠責保険からは、約55万円の自賠責保険金(傷害分)を先行回収しました。
上記約55万円は、保険会社との通常の示談では、最終示談金に含めて回収することが一般ですが、本件では、訴訟対応となることも予想されたため、ご本人様の手出し分の回収のためもあり、先行して回収することにしました。
《弁護士による活動③~示談交渉と最終解決》
弁護士としては、訴訟も視野に入れていましたが、まずは、相手方の保険会社と示談交渉を試みることにしました。
弁護士交渉の結果、
自費通院分の治療費や薬局代:約10万円
家事従事者としての休業損害(主婦休損):約70万円(弁護士請求の満額)
傷害慰謝料(通院慰謝料):約85万円(裁判基準満額かつ弁護士請求の満額)
など、
弁護士請求額のほぼ満額である、合計約230万円の損害額認定を取得し、示談解決となりました。
相手方の保険会社が既に支払っていた金額や自賠責保険からの先行回収金約55万円を除く、新規回収額は約110万円です。
弁護士交渉の開始から示談書締結まで、約10日でした。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約が利用できる交通事故でした。
弁護士費用は、特約から全額をまかなえましたので、ご本人様の費用負担はなく、解決ができました。