事例540
交通事故訴訟★熊本市中央区・40代女性・紛争処理機構で後遺障害等級14級9号につき、損害額約445万円の認定を得て訴訟上の和解解決
《交通事故の概要》
被害者:40代女性、熊本市中央区在住
事故状況:熊本市内で追突された交通事故
傷病名:頚椎捻挫、腰椎捻挫など(むち打ち)
治療状況:症状固定までに病院や鍼灸などに約6か月半通院
後遺障害等級:「非該当」→紛争処理機構の調停により臀部及び腰部痛に14級9号
《ご依頼の経緯》
他の法律事務所にご依頼されていた交通事故です。
弁護士を交代の上、いなば法律事務所にご依頼されました。
《訴訟上の和解での解決》
相手方にも弁護士が選任されており、熊本地方裁判所に訴訟提起の上で、最終解決を図ることになりました。
訴訟においては、休業損害などについて主張立証に努めました。
その結果、鍼灸の点など、現在の判例法理の下ではやむを得ないとは言え、当方の主張が容れられなかった部分もありますが、裁判所からは、
休業損害:約120万円
傷害慰謝料(通院慰謝料)約90万円
後遺障害逸失利益:約75万円
後遺障害慰謝料:110万円
など、概ね、満足のいく結果の和解案の提示を受けることが出来ました。
損害額合計は約445万円、ここから既払い金や後遺障害分の自賠責保険金75万円を控除した残額に、弁護士費用・遅延損害金等も考慮した、和解金額は約280万円となります。