事例523
交通事故訴訟★熊本市西区20代男性・過失割合40%→訴訟を経て15%で解決
依頼者:20代男性、熊本市西区在住
事故態様:熊本市内で、ご本人様運転の自動車が直進中、いきなり脇道から出て来た原動機付自転車に追突した交通事故
当方過失割合:40%→弁護士依頼後15%
《弁護士相談の経緯》
いなば法律事務所に以前、ご依頼いただいた方のご紹介です。
交通事故の相手方が任意保険に未加入(無保険)であり、このままでは補償を受けられないのではないか、過失割合について当方40%との話になっているが妥当なのか、とのご相談でした。
《弁護士による解決~訴訟提起→訴訟上の和解解決》
相手方は、自分が追突された被害者と思っており、交渉では、解決は困難と判断されました。
そこで、裁判官による事故態様を踏まえた適切な過失割合の判断を求め、熊本簡易裁判所に訴訟を提起しました。
訴訟では、相手方に弁護士が付き、激しく争われましたが、
事故態様や相手方が進んできた道路の規制状況などを丁寧に主張立証した結果、
裁判所から、
「過失割合を当方:相手方=15:85」
とする旨の和解勧告がなされました。
最終的には、裁判所の和解勧告どおりの和解が成立し、
過失相殺をした後の物損損害額約20万円について、実際に回収することもできました。
《弁護士費用について》
タイムチャージ(時間制報酬)の弁護士費用特約が利用できる交通事故でした。
弁護士費用は、全額を、特約からまかなうことができました。
そのため、ご本人様の弁護士費用の負担なく、無事、解決ができました。