事例520
交通事故示談★熊本県大津町・20代女性・後遺障害等級14級9号につき、合計590万円強の損害額認定を取得し示談解決
被害者:20代女性、熊本県大津町在住
受傷内容:外傷性頚部症候群(むち打ち)など
後遺障害等級:14級9号「局部に神経症状を残すもの」
事故態様:熊本県内で追突され、そのため構造物にも衝突したため、車両が大破した交通事故
《弁護士による解決①~後遺障害等級の認定取得》
弁護士にて、ご本人様から症状を聞き取りさせていただいたところ、治療を経てもなお、頚の痛みなどの後遺障害が残存しているものと判断されました。
そこで、主治医に作成いただいた後遺障害診断書に加え、車両の損壊状況を示す資料などを提出して、弁護士にて、自賠責保険に後遺障害等級の認定を申請しました。
その結果、予想したとおり、外傷性頚部症候群後の頚部痛などについて、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」の認定を取得できました。
この時点で、自賠責保険から85万円強(後遺障害分の自賠責保険金75万円と傷害分の自賠責保険金120万円の残額)を先行回収しました。
上記85万円強は、保険会社との示談では、通常、最終回収額に含まれる金額ですが、本件では、この時点で先行回収しております。
《弁護士による解決②~保険会社との示談交渉・解決》
後遺障害等級14級9号が認定されたことを前提に、弁護士が、ご本人様の代理人として、相手方保険会社と示談交渉を行いました。
交渉は難航しましたが、訴訟を提起する姿勢で交渉した結果、
最終的に、
・家事従事者としての休業損害(主婦休損):170万円弱
・傷害慰謝料(通院慰謝料):120万円強(裁判基準満額)
・後遺障害逸失利益:75万円強
・後遺障害慰謝料:110万円(裁判基準満額)
など、合計590万円強の損害額の認定を受けることができました。
相手方保険会社が既に支払った金額や、自賠責保険から当方が先行回収した85万円強を控除した、最終回収額は395万円強となります。
《弁護士費用の負担なし》
本件では、弁護士費用を弁護士費用特約から全額まかなうことができました。
そのため、ご本人様の弁護士費用のご負担はございませんでした。