事例509
交通事故示談★熊本県八代市10代男性・14級2号の後遺障害分のみにつき、保険会社提示「約75万円」→弁護士交渉後「約175万円」に増額して示談解決
被害者:10代男性、熊本県八代市在住
事故状況:熊本県内で道路の端を歩行中に、後ろから来た車にはねられた交通事故
受傷内容:歯牙破折(3本)
後遺障害等級:14級2号「3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの」
後遺障害分についての保険会社提示:「約75万円」→弁護士依頼後:「約175万円」に増額して示談解決
※傷害分については、既に示談済みでした。
《弁護士依頼の経緯》
保険代理店の方からご紹介いただいた事案です。
よく分からないで、傷害分は既に示談してしまったが、後遺障害分は除く形のようなので、見て欲しい、とのことでした。
後遺障害診断書を拝見したところ、後遺障害等級14級2号の認定があると予想されましたので、後遺障害等級認定後に保険会社から出る示談提示をもって、ご依頼いただくこととなりました。
予想どおり、後遺障害等級14級2号「3歯以上に対し歯科補てつを加えたもの」が認定されたところ、相手方保険会社から「約75万円」の示談提示をされたとのことでしたので、この時点でご依頼をお受けしました。
《弁護士による医療照会》
歯科の治療の場合、将来的にも治療が必要になってくることが多いので、歯科医師に弁護士から将来的な歯科補綴の可能性等について、医療照会を行いました。
《弁護士による示談金増額交渉~解決》
医療照会の結果を踏まえて、弁護士が、ご本人様を代理して、相手方保険会社と示談金増額の交渉を行いました。
弁護士交渉の結果、ご依頼時点での保険会社提示額から「約100万円増額」の「約175万円」で示談解決となりました。
弁護士依頼により「約100万円の増額」ができました。
一点、残念だったのが、傷害分をご本人様にて示談される前に、弁護士にご相談いただければ、もっと高い金額での示談ができたのではないかと思われる点です。
この点を除けば、満足いく内容で解決できたのではないか、と考えております。