事例478
交通事故示談★熊本市東区・30代女性・むち打ち・後遺障害等級なしにつき、損害額215万円強の認定を得て示談解決
被害者:30代女性、熊本市東区在住
受傷内容:外傷性頸椎症・外傷性腰椎症(むち打ち)
治療状況:整形外科と整骨院で治療
事故態様:熊本市内で信号待ち停車中に後方から追突された事故
当方過失割合:0%
後遺障害等級:なし
《ご相談の経緯》
インターネットで、いなば法律事務所を検索され、ご相談されました。
交通事故から1か月以上経過した後に、症状がきつくなり、休業をお考えでした。
法律相談後に、弁護士費用特約を利用されて、弁護士にご依頼をいただきました。
弁護士からは、交通事故発生から期間をおいての休業損害は争われることが多いものの、
・そもそもお身体が仕事に耐え難い状態であったことや、
・未使用の有給休暇がかなり残っていたことから、
有給休暇を利用して休業されることをお勧めしました。
(使用した有給休暇分については、交通事故がなければ、他の機会に取ることも可能だった訳ですから、示談交渉時に、損害賠償請求の対象に含めております。)
《弁護士による交渉・示談解決》
治療終了後に、ご本人様を代理して、弁護士が相手方損保と示談交渉を行いました。
弁護士交渉の結果、
・休業損害:20万円弱
・傷害慰謝料(通院慰謝料):95万円強(裁判基準満額)
など、合計215万円強の損害額認定を取得し、無事、示談解決ができました。
本件では、交通事故発生から休業までに1か月以上の間隔が空いていた点が、解決すべき問題でした。
この点、当方の主張どおりとまではいきませんでしたが、損保会社による通常の休業損害計算であるところの、事故前3か月の収入合計(付加給を含む。)を90日で割り算し、それに有給取得日数を掛けた分の休業損害を回収することができました。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約をご利用されてのご依頼でした。
弁護士費用は、その全額を特約からまかなうことができ、ご本人様の費用負担なく、解決ができました。