被害者：３０代男性、熊本県合志市在住
受傷内容：頚椎捻挫（むち打ち症）
治療状況：熊本県内の整形外科で入通院治療（整骨院通院なし）
事故態様：相手車両を避けようとしてガードレールに衝突
過失割合：当方１５％
相手方保険会社の提示額：過失相殺の上、既払い金・自賠責保険からの先行回収金を除いた最終支払額は「５５万円弱」と主張
 
 
《事案の概要》
ご本人様にて、自賠責被害者請求により、後遺障害分の自賠責保険金７５万円を受領されておられました（この金額は、最終示談金に含めて示談することが通常です。）。
その他、相手方保険会社の既払い金が９５万円強ありました。

 
《弁護士による示談交渉》
弁護士依頼を頂いた後、
弁護士にて、裁判基準の入通院慰謝料や後遺障害慰謝料など合計４３０万円弱の損害額を主張して交渉しました。
また、逸失利益の計算根拠となる、ご本人様の年収は、自賠責保険の年齢別平均給与額から算出した年収５４０万円強と算定すべきと主張しました。
 
保険会社と弁護士にて交渉した結果、
最終的には、相手方保険会社も、当方の主張を認め、
「当方の主張どおり」、損害額が「合計４３０万円弱」であることに同意しました。
 
当方過失に対応する金額と相手方保険会社が既に支払った金額・自賠責保険からご本人様が先行回収された金額を除いた、最終支払額は１９５万円強です。
 
弁護士依頼により、最終支払額において、「１４０万円強の増額」ができました。
 
 
《弁護士費用の負担なし》
本件交通事故においては、弁護士費用特約から、弁護士費用の全額を賄うことができました。
そのため、ご本人様の弁護士費用負担なく、無事、交通事故の解決ができました。