事例460
交通事故示談★熊本市東区40代男性・むち打ち・後遺障害等級14級9号について、合計約395万円の損害額認定を獲得して示談解決
被害者:40代男性、熊本市東区在住
受傷内容:頚椎捻挫・頚椎椎間板ヘルニア(むち打ち。ヘルニアはできた時期が不明)
治療状況:熊本市内の整形外科等に通院(整骨院通院なし)
事故態様:熊本県外でのT字路事故
過失割合:当方10%
《ご依頼の経緯》
インターネットで、熊本で交通事故を多く扱っていそうな弁護士事務所を検索され、当事務所に、ご相談に来られました。
法律相談の後、そのままご依頼されました。
《弁護士による解決①~後遺障害等級の獲得》
後遺障害診断書の記載内容(ジャクソンテスト陽性、スパーリングテスト陽性など)から、ご本人様が症状を訴えておられる頚部痛等について、後遺障害等級が認定される可能性が高いものと判断されました。
ご本人様は、初回申請で後遺障害等級非該当の結果でしたので、後遺障害等級が獲得できないものと諦めているご様子でしたが、弁護士よりご説得し、異議申立を行いました。
異議申立では、単に後遺障害診断書を提出するのみでなく、後遺障害等級獲得につながると考えられる諸事情を、資料を付して主張しました。
その結果、
頚部痛等について、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」の認定を獲得することができました。
この時点で、自賠責保険金約145万円(うち後遺障害分75万円)を先行回収しております。
この約145万円は、保険会社との通常の示談では、最終の示談金に含まれることが一般です。
本件においては、最終示談段階でなく、先行して回収しております。
《弁護士による解決②~示談交渉と最終解決》
後遺障害等級獲得後、獲得した後遺障害を前提に、相手方保険会社と示談交渉を行いました。
交渉の結果、相手方保険会社が、当方の損害額を約395万円であると認めました。
訴訟になった場合にどの程度の損害金額になるか検証したところ、本件は諸事情がある事案であり、むしろ示談で解決するのが妥当と判断されました。
そこで、弁護士から、その旨を、ご本人様にご説明し、示談での解決となりました。
当方の過失割合10%に対応する金額を控除し、そこから先行回収した上記約145万円や相手方保険会社の既払い額を除いた、新規回収額は約160万円となりました。
本件の諸事情の下では、むしろ有利な金額で解決できたものと考えております。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約により、弁護士費用はその全額を賄うことができました。
そのため、ご本人様の弁護士費用負担なく、解決ができました。