事例456
交通事故訴訟★熊本県在住・女子小学生・後遺障害等級7級12号・保険会社提示「約1210万円」→弁護士依頼後「約2100万円」に増額して和解解決
被害者:女子小学生、熊本県内在住
傷害内容:額部挫滅創・鼻骨骨折ほか
後遺障害等級:7級12号「外貌に著しい醜状を残すもの」
交通事故の態様:熊本県内で、横断歩道を渡っていたときに、前方不注意の車にはねられた事故
《弁護士へのご相談の経緯》
保険会社から、既払い金を除き「約1210万円」での示談を提示されていた交通事故です。
もう少し金額が出ても良いのではないか、疑問をもたれ、いなば法律事務所の弁護士にご相談をされました。
いなば法律事務所は、「熊本 弁護士」でインターネット検索され、お知りになられた、とのことでした。
《弁護士の対応~訴訟提起→訴訟上での和解解決》
保険会社との交渉では、十分な示談金の増額が困難と判断されましたので、熊本地方裁判所に訴訟提起しました。
相手方(実質的には相手方保険会社)は、熊本県外の弁護士を選任して争ってきました。
醜状障害の場合、自賠責保険で定める等級に応じた労働能力喪失率をそのまま適用するのではなく、実際に、労働能力喪失(簡単に言うと、仕事をしてお金を稼ぐ能力がどのくらい減っているか、という問題です。)がそもそもあるのか、あるとして喪失率はどの程度か、が争点になることが多いです。
熊本地方裁判所での訴訟では、
傷跡の状態や、後遺障害等級認定された傷跡以外にも障害が残っていることなどを、弁護士にて主張立証しました。
その結果、裁判所から、既払い金を除き「約2100万円」を相手方が支払う内容での和解勧告がなされ、裁判所が提示した和解案どおりの内容で、和解成立となりました。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約の適用があり、特約から弁護士費用を全て賄うことができました。
その結果、ご本人様(親御様)に弁護士費用のご負担なく、交通事故の解決ができました。