事例452
交通事故訴訟★死亡事故・70代専業主婦・5010万円強を回収して解決
被害者:70代女性
ご職業:専業主婦
交通事故発生地:熊本県外
交通事故の態様:外出先から自転車で帰宅途中に、自動車に衝突された交通事故
《弁護士依頼の経緯》
ご遺族様から、
「母が交通事故で亡くなってしまったが、高齢で仕事もしていないので、低い賠償金額で我慢しなければならないのか。」
と、弁護士にご相談を頂きました。
弁護士にて、事案を検討した上で、ご遺族様に、今後の解決方針をご説明し、ご依頼を頂きました。
《弁護士による解決》
交通事故発生から時間も経過しており、
・ご遺族様のお気持ちに少しでも寄り添える点、
・金銭的には遅延損害金を回収できる点
などから、訴訟提起の上で判決を得るのが、妥当な解決方法である、と判断されました。
訴訟では、
・お母様が主婦として家事をされていたこと
・年金収入があったこと
などを主張立証しました。
また、弁護士及び所員にて、交通事故発生当時の状況について、事故現場の現地調査も行いました。
その結果、交通事故発生時から賠償金回収時までの遅延損害金なども含めて、
「合計5010万円強」を回収して、事故解決となりました。
《弁護士のコメント》
死亡事故は、ご遺族様のご心情をお察しすると、弁護士としても、非常に辛いものがあります。
本件事故においては、交通事故発生から弁護士にご相談されるまで、相当の長期間が経過しており、ご遺族様にかなりの葛藤があったのではないかと推測されました。
弁護士としては、法律面のお手伝いにとどまってしまう、もどかしさはありますが、本件事故において、少なくとも賠償金という意味では、出来る限りの結果が出せたのではないかと考えております。
悲惨な死亡事故がなくなることを、心から願ってやみません。