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交通事故示談★熊本市北区60代男性・後遺障害等級併合9級につき、2215万円強の損害額認定を獲得して示談解決

2018/01/20

  • 頚部
  • 上肢
  • 9級
  • 10級
  • 12級
  • 14級
  • その他
被害者:60代男性
事故発生地:熊本市内
過失割合:当方10%
後遺障害等級:併合9級(膝蓋骨骨折ほか)
 
 
《事案の概要》
治療中に相手方保険会社による治療費打ち切りもあった事案です。
治療中から、ご相談ご依頼をお受けして、弁護士にてサポートさせて頂きました。
 
 
《弁護士によるサポート① 後遺障害等級の獲得》
治療終了を待って、後遺障害診断書を主治医から取り付けました。
その上で、自賠責保険へ被害者請求の形で後遺障害等級認定申請を行いました。
 
後遺障害等級認定申請にあたっては、単に後遺障害診断書を提出するだけでなく、
・弁護士意見書
・関節における参考可動域を示す文献
・画像診断報告書
その他、ご本人様に残ってしまった後遺障害を裏付ける資料
を提出しました。
 
当初は、さほどの後遺障害等級が認定されないのではないか、との懸念もありましたが、結果的に、
自賠責保険から、
膝蓋骨骨折後の膝関節の機能障害について、後遺障害等級10級11号「1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの」
など、併合9級の後遺障害等級の認定を得ることができました。
 
この時点で、自賠責保険金616万円を先行回収しました。
上記616万円は、保険会社との示談では、通常、最終示談時の示談金に含まれるものですが、本件では、先行して回収しております。
 
 
《弁護士によるサポート② 相手方保険会社との示談交渉~解決》
後遺障害等級併合9級を前提に、相手方の保険会社と示談交渉を行いました。
 
交渉が難航することが予想されましたので、訴訟になることも視野に入れた強い姿勢で交渉を行いました。
 
その結果、
治療打ち切り後の治療費に加え、
・ご家族の付添看護費:60万円強
・休業損害:190万円強
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):235万円強(裁判基準満額)
・後遺障害慰謝料:690万円(裁判基準満額)
など、合計2215万円強の損害額認定を勝ち取りました。
 
当方過失に対応する分を控除し、更に、相手方保険会社が既に支払った金額と自賠責保険から弁護士が先行回収した616万円を除く、新規回収額は995万円弱となります。
 
 
《弁護士のコメント》
解決後に、ご本人様から御礼のお言葉とお菓子を頂戴しました。
弁護士としても、ご本人様のお役に立てたものと、たいへん嬉しく思いました。
今後も、所員一同、ご依頼者様に最善の解決をご提供できるよう、個々のご依頼に全力で取り組んで参ります。
 

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