被害者：熊本市内の雑貨販売会社（法人）
交通事故の状況：
熊本県外（福岡県）で、社用車に商品を積んで運搬していたところ、後方から追突された交通事故です。
社用車のみならず、積んでいた商品も、追突の衝撃で壊れてしまいました。
 
 
《弁護士による解決》
ご依頼をお受けした後、弁護士が、相手方保険会社と示談交渉を行いました。
熊本県外での交通事故でもあり、相手方保険会社の担当部署は、熊本県内ではなく、熊本県外（福岡県）の部署（サービスセンター）でした。

損壊した商品の価値が、予定販売価格で１４０万円を超えており、示談交渉は難航しました。
商品の評価として、「仕入価格」によるべきか、「販売価格」によるべきかも争いになりました。
 
交渉の結果、最終的には、
・仕入価格でなく「会社の利潤も付加した販売価格」によって計算して、
・商品の賠償として１４０万円強、
・その他、社用車の車両修理代や評価損、廃棄物処理費用など「合計２５０万円弱」を損害額として認定する、
といった内容で、示談解決ができました。
 
 
《弁護士費用の負担のない事故解決》
弁護士費用特約が利用できる交通事故でした。
そのため、ご依頼された法人様が弁護士費用を負担されることがない形で、無事、事故解決ができました。

弁護士にご相談された時は、「大事な商品が壊れてしまった。」と会社の方は、たいそう困っておられました。
示談交渉は難航しましたが、最終的に、ご依頼頂いた法人様にご決裁頂く際に、弁護士としても、自信をもってご報告できる内容で示談解決できる運びとなり、担当弁護士及び所員一同、大変、嬉しく思いました。