事例409
交通事故異議申立★熊本市北区・50代女性・駐車場内の人身事故・後遺障害等級「非該当」→異議申立で「併合14級」へ認定変更
被害者:50代女性、熊本市北区在住
事故状況:熊本市内の駐車場で、バックしてきた車に衝突された交通事故(歩行者vs車)
傷病名:頚椎捻挫、腰部打撲傷、腰椎捻挫など
後遺障害等級:異議申立前「非該当」→異議申立後「併合14級」
《弁護士の活動~異議申立による後遺障害等級の認定変更》
後遺障害等級「非該当」とされた交通事故です。
急にバックしてきた車に衝突された事故であり、ご本人様は、事故後1年以上経過した後も、自費で通院を継続されていました。
後遺障害等級「非該当」との判断は納得しがたく、異議申立を行って等級認定変更を求める方針となりました。
駐車場内の事故であることなど、交通事故の態様から、大したことはないお怪我とみなされたとも推測されました。
そこで、異議申立にあたっては、
・事故態様について、急な衝突でありご本人様が転倒したこと
・現在でも自費で通院継続していること
・その中で痛み止めの処方(ザルトプロフェン錠、チザニジン錠、ロキソニンなど)を受けていること
などを、
通院証明書・調剤報酬明細書・薬剤の説明書などに基づいて、具体的に説明しました。
通院先の熊本市内の病院(整形外科ではありませんでした。)が交通事故の治療に慣れていないとも思われ、時間がかかりましたが、最終的には、
異議申立により、
・頚椎捻挫後の後頭部の痛み・痺れ・筋の硬直などにつき「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級14級9号
・腰部打撲傷・腰椎捻挫後の腰部の痛みにつき「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級14級9号
あわせて後遺障害等級「併合14級」への認定変更を受けることができました。