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事例403

交通事故示談★熊本市東区・30代自営業男性・バイク事故・後遺障害等級14級9号につき、合計405万円の損害額認定を獲得し示談解決

2017/10/16

  • 頚部
  • 下肢
  • 14級
被害者:30代男性、熊本市東区在住
職業:熊本市内で自営業を経営
事故態様:熊本市内でバイク運転中に追突された事故
傷病内容:頚椎捻挫・下肢筋挫傷・肩と手の関節部打撲傷・背部打撲傷
 
 
《交通事故の概要》
熊本市内でバイク運転中に、後方から自動車に追突された事故です。
追突した自動車は、その後、別の自動車にも衝突しました。
 
 
《弁護士による解決①~後遺障害等級獲得》
主治医(整形外科医)が作成された後遺障害診断書では、特段の所見がなく、このままでは、後遺障害等級認定獲得は困難と判断されました。
また、ご本人様は、下肢の神経症状に一番、困っておられましたが、自賠責損害調査事務所の判断の傾向から、下肢について後遺障害等級が認定されることは可能性が低いと考えられました。
 
そこで、症状が残っている頚部の神経症状に重点を置き、
・事故態様から本人の身体への衝撃が強いと考えられること
・症状経過が一貫していること
・頚部に可動域制限が出ていること
を具体的な裏付け資料をもとに説明し、後遺障害等級14級9号が認定されるべき、という弁護士意見を述べました。
 
その結果、
・頚椎捻挫後の頚部痛について、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
の認定を受けることができました。
 
 
《弁護士による解決②~保険会社との示談解決》
後遺障害等級獲得後、弁護士がご本人様を代理して、保険会社と示談交渉を行いました。
自営業では、収入を減らさないように頑張られるので、よくありがちなことですが、事故後の収入減少が明瞭でなく、特に、休業損害の算出に苦労しました。
 
苦労する点はありましたが、交渉の結果、
・休業損害:約70万円(当方主張満額)
・傷害慰謝料(通院慰謝料):約90万円(事実上、裁判基準満額)
・後遺障害逸失利益:約45万円(当方主張満額)
・後遺障害慰謝料:110万円(裁判基準満額)
など、損害額合計約405万円の認定を獲得することができました。
(端数調整により、傷害慰謝料は当方主張額と800円ほど相違していますが、事実上、裁判基準満額と言ってよいレベルと考えております。) 

保険会社が既に支払った金額を除く、新規回収額は約315万円です。
 
 
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用は、弁護士費用特約から全て賄うことができ、ご本人様の弁護士費用負担なく、解決ができました。
 
 
《弁護士のコメント》
頚椎捻挫後の症状ももちろんありましたが、ご本人様が一番、悩んでおられた下肢の神経症状ではなく、頚椎捻挫後の神経症状に後遺障害等級が認定されたのは、少々、矛盾を感じました。
 
実務上、ご本人様が障害を感じておられる対象と、後遺障害等級が認定される対象が、必ずしも一致しないことが、しばしばあります。
(例えば、ご本人様は、傷跡が一番、気になっておられるところ、傷跡の大きさが後遺障害等級認定の基準に達しないなどです。)
かかる実務が適切かはさておき、交通事故において、後遺障等級認定実務を踏まえたアドバイスが必要と考えられることがしばしばございますので、後遺障害が気になる場合には、交通事故発生後、早い段階で、一度、交通事故の後遺障害等級認定申請の経験が豊富な弁護士に、ご相談されることをお勧めします。
 

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