事例391
交通事故示談★熊本県合志市・20代女性・むち打ち・後遺障害等級14級9号につき、合計495万円強の損害額認定を獲得し示談解決
被害者:20代女性、熊本県合志市在住
事故態様:熊本市内で車線変更してきた車に接触された事故
傷病内容:むち打ち(外傷性頚部症候群、腰部打撲ほか)
過失割合:相手方主張の当方70%:相手方30%→当方10%:相手方90%で解決
《ご依頼の経緯》
熊本市内を車で走行中に、車線変更して来た車に接触された事故です。
相手方は、人身損害については治療費を支払わないし、当方過失が70%あると主張していました。
インターネットで当事務所を検索され、法律相談をされました。
治療については、相手方が対応しないので、ご自分が加入されておられる人身傷害保険で対応されていました。
非常に困っておられ、ご相談された翌日に改めてご依頼をされました。
《弁護士による解決①~過失割合》
物損について、先行して訴訟提起しました。
裁判所で、事故態様について詳細に主張立証をした結果、過失割合について、
当方:相手方=10%:90%
という内容で和解勧告がなされ、和解での解決となりました。
《弁護士による解決②~後遺障害等級獲得》
治療終了後、主治医から後遺障害診断書を取得し、後遺障害等級認定申請をしました。
初回の申請では、後遺障害等級は認められませんでしたが、
症状固定後に自費で通院継続していることや症状の一貫性などについて、裏付け資料を付して異議申立した結果、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」を獲得することができました。
《弁護士による解決③~相手方保険会社との示談解決》
物損で、当方の過失割合が相手方主張の70%ではなく、10%に止まることが確定したことを受け、相手方保険会社が、一転して人身損害について賠償に応じることとなりました。
弁護士が相手方保険会社と交渉した結果、
・主婦としての休業損害:約95万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約115万円(裁判基準満額)
・後遺障害慰謝料:110万円(裁判基準満額)
など、合計495万円強の損害額認定を勝ち取ることができました。
当方の過失割合10%に相当する部分を控除し、自賠責保険の支払分を控除した325万円強が新たな受領額となります。
《弁護士費用の負担なし》
若干の自己負担が生じる可能性もありましたが、結果的に、弁護士費用特約で全ての弁護士費用を賄うことができ、ご本人様の弁護士費用のご負担なく、無事、解決ができました。
《弁護士のコメント》
当方のほぼ完勝といってよい内容で解決できたものと思います。
ご本人様ご家族様から、事件終了時に、過分な御礼の品を頂戴し、ご本人様ご家族様に、結果にご満足頂けたものと、たいへん嬉しく思いました。
今後とも、お客様にとって、ベストの結果を提供するべく、所員一同、努力して参りたいと思います。