事例346
2017/05/24
被害者:40代女性、熊本市中央区在住
傷病名:むち打ち(頚椎捻挫・胸部打撲など)
治療状況:整形外科と整骨院を併用して通院
事故態様:熊本市内での衝突事故(センターオーバー)
《ご依頼の経緯》
事故後、間もない時期に、ご相談を頂いた事案です。
初回相談時は、法律相談のみで終了しましたが、事故から約半年が経過した時点で再度の法律相談を申し込まれ、ご依頼をされたいとのご意向を示されました。
弁護士費用特約の保険会社からも、当事務所に、ご本人様が依頼を希望されているので、宜しくお願いしたい旨の連絡がありました。
《異議申立の検討》
後遺障害等級非該当であったところ、異議申立で後遺障害等級の認定がされそうか、弁護士にて検討しました。
しかし、資料からは、後遺障害の認定は難しそうに思われました。
ご本人様と打ち合わせをしたところ、結果的に異議申立はしないこととなりました。
《示談解決の内容》
弁護士が、相手方保険会社と示談交渉をした結果、
・傷害慰謝料(通院慰謝料):約95万円
など、合計約185万円の損害額認定を得ることができ、無事、示談での解決となりました。
相手方保険会社からの既受領額を除いた、新規回収額は約115万円となります。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約のご利用により、ご本人様の弁護士費用のご負担はない形で、解決ができました。
《弁護士のコメント》
ご依頼をお受けした時点での結果としては、きちんとした結果が出せたものと考えております。
しかし、事故後の治療状況が複雑になっており、弁護士を入れられるのであれば、(当事務所に限らず、他の弁護士であったとしても、)もっと早い時点でご依頼をして頂いたほうが、ご満足頂ける結果になったものと思われました。
その意味で、弁護士としては、残念に思うところがありました。