被害者：５０代女性、熊本県内在住 
後遺障害等級：併合１１級（いなば法律事務所の弁護士にて等級認定申請）
治療状況：熊本県内の病院に、入院約６０日、通院約１２５日（通院期間約６か月）


《弁護士依頼の経緯》 
交通事故発生から３か月ほど後の、ご通院中に、弁護士にご相談頂きました。 
弁護士費用についてご心配されておられましたが、完全成功報酬制（損害保険会社の当初提示額がない場合：２０万円＋回収額の１０％＋税を「損害賠償金の回収時」に頂く。）でお受けする旨をご説明したところ、是非、依頼したいと仰って頂き、受任しました。 
※ なお、手数料等が生じる場合がありますが、その場合も損害賠償金の回収時に精算する形で対応させて頂きました。 


《弁護士依頼後の経過》 
肩の腱板損傷と第４腰椎の圧迫骨折がありました。 
弁護士にて、腱板損傷の程度や影響、骨折の程度や腰部軟組織の器質的変化がないか等について、主治医に医師面談を申し込み、画像を見ながら詳しくご説明頂くことが出来ました。 

結果として、
「脊柱に変形を残すもの」として１１級７号
「局部に神経症状を残すもの」として１４級９号
あわせて併合１１級の後遺障害等級の認定を受け、
まず自賠責保険から「３３１万円を回収」しました。 

その上で、任意保険会社との示談交渉を開始しました。 


《弁護士依頼の結果》 
弁護士にて交渉した結果、
・休業損害として約１９０万円
・後遺障害逸失利益として約５８０万円
など、総額１１６０万円強の損害額の認定を受けることが出来ました。
 
ご依頼者様にも過失があった交通事故でしたので、過失割合についても交渉の上、
損害額を過失相殺して治療費や自賠責保険からの回収金等の既払い金を引いた、
「残額６６０万円強の支払を新たに受ける」形での示談解決となりました。 

自賠責保険からの回収金３３１万円と合わせた回収額は「９９０万円強」となります。


《ポイント》 
いなば法律事務所の弁護士にて、
「医証を検討し、後遺障害等級認定の基準と照らし合わせた」
ところ、概ね、事前の予想どおりの後遺障害等級の認定を受けることが出来ました。 
示談交渉にあたっても、
「裁判になった場合にどうなるかの予想を踏まえて」
交渉によって、適切と思われる金額を回収することが出来ました。 
全体として、適切な交通事故の事件解決が出来た、と考えております。


《弁護士の感想》 
ご依頼者様からは、症状固定後に通院したところ、主治医から以前よりも丁寧にご対応頂けている旨をお伺いしました。
医師面談にて、主治医に問題意識を正確にお伝えでき、きちんとした印象を持って頂けたのではないかと、とても嬉しく感じました。