事例82
交通事故訴訟★熊本県山鹿市・20代女性・後遺障害等級併合14級で、賠償金を弁護士受任前「約155万円」→「弁護士依頼で約280万円」に増額解決
被害者:女性、20代、熊本県山鹿市在住
職業:兼業主婦
交通事故の具体的態様:熊本県内での対向車両との正面衝突事故
過失割合:当方20%
《弁護士依頼の経緯》
神経症状が残り、頚部痛等について14級9号、腰痛について14級9号、あわせて併合14級の後遺障害等級が認定された。
保険会社からは既払い金を除き約155万円での示談を提示された。
示談提示額が妥当なのか、弁護士に相談したい。
なお、交通事故の態様から、過失相殺は当方20%と言われている。
《弁護士依頼後の経過》
保険会社提示の示談提示額から、大幅に示談金増額が可能と考えられました。
当初は、保険会社との交渉での解決を模索しましたが、交渉では増額できる金額に限界を感じたため、裁判所に訴訟提起して、適正な賠償額の算定を求めることとなりました。
《訴訟の結果》
尋問をする前の段階で裁判所から和解案が出ました。
ご本人様と、裁判所の和解案を検討して協議した結果、訴訟上で和解することにしました。
訴訟を進めていく中で、当方にも証拠薄弱の部分が判明しましたが、弁護士依頼を頂いた時点から1.8倍以上の、約280万円での和解解決が出来ました。
上記金額は、過失相殺20%をし、かつ保険会社からの既払い金を控除した後の金額となります。
《弁護士のコメント》
訴訟を進めていく上で、当方にも証拠薄弱の部分が明らかになりました。
そのような点がなければ、更なる賠償金増額が出来たものと思われます。