事例93
交通事故示談★熊本市西区・40代男性・むち打ち症・後遺障害等級併合14級につき、休業損害約205万円などの認定を受け示談解決
被害者:40代男性、熊本市西区在住
交通事故の概要:熊本市内で発生した出合い頭衝突の交通事故
当方の過失割合:10%
傷病名:頚椎捻挫、腰椎捻挫ほか
《事案の特色》
任意保険会社からの、治療費や休業損害などの既払い金が370万円を超えていた交通事故です。
《弁護士の活動①~後遺障害等級認定サポート→等級認定取得》
いなば法律事務所の弁護士にて、後遺障害等級認定申請からサポートさせて頂きました。
後遺障害診断書のほかに、後遺障害等級認定に有用と考えられる資料を付して、自賠責保険に被害者請求の形で、後遺障害等級認定の申請を行いました。
申請の結果、神経症状併合14級の認定を得ることができました。
内訳は、
・頚部痛や肩痛、上肢の知覚障害などについて、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
・腰痛や下肢の痺れなどについて、後遺障害等級14級9号「局部に神経症状を残すもの」
となります。
この時点で、後遺障害分の自賠責保険金75万円を回収しました。
上記75万円は、通常の任意保険会社との示談では、最終の示談金に含まれることが一般的ですが、本件では、この時点で、弁護士にて先行回収しております。
《弁護士の活動②~示談交渉→最終解決》
後遺障害等級認定を得た後、弁護士にて、任意保険会社と示談交渉をしました。
交渉の結果、
・休業損害約205万円
を含む「損害額約630万円」の認定を受けることができました。
過失相殺1割を行い、更に、任意保険会社の既払い金と自賠責保険から先に回収した75万円を差し引いた残額約185万円を新たに支払って頂く形で、最終的な示談解決ができました。