事例99
交通事故訴訟★熊本市北区・むち打ち・後遺障害等級併合14級で賠償金を約2倍に増額
被害者:女性、40代、事故当時は熊本市北区在住
職業:主婦
《依頼の経緯》
事故車を修理をしても目に見えない瑕疵が残っているかもしれないので不安だ、という物損のお悩みが中心のようにお見受けしました。
物損は、お役に立てる部分が少ないと思われましたので、その旨をご説明し、お受けしませんでした。
一方、人損は、ご本人様は気が付いておられませんでしたが、弁護士から見て、お役に立てる部分が多いと思われました。そこで、その旨をご説明し、受任することになりました。
《依頼後の経過》
当事務所で後遺障害等級認定申請からサポートし、併合14級(頚椎捻挫後の症状について14級9号、腰椎捻挫後の症状について14級9号)の後遺障害等級を獲得しました。
相手方任意保険会社と示談交渉をしましたが、約150万円の示談提示であり、話し合いでの満足のいく解決は望めないと判断されました。ご依頼後に関東方面へ転居されたこともあり、東京地裁交通部に訴訟提起しました。
《結果》
訴訟では、尋問をする前の段階での和解となりました。
担当裁判官からは、自分の担当事件の経験からすると、このような事案では200万円台前半で和解勧告しているというような話をされましたが、結局、示談交渉段階から2倍弱の約290万円での和解勧告を頂き、和解勧告の内容で和解成立となりました。
自賠責保険からの先行回収額75万円を入れると、ご依頼者様のお手元には約365万円が入ることになります。なお、この金額は、任意保険会社からの既払い金を控除した後の金額です。