被害者：６０代男性、熊本県菊池市在住
交通事故発生地：熊本県内


【弁護士の活動～異議申立→追加の後遺障害等級認定の取得】 
交通事故後のお体の経過があまりよくなく、治療にかなり時間がかかってしまった上に、後遺障害が残ってしまった交通事故です。

弁護士にて、ご本人様に同行して、熊本市内の大規模病院Ａに赴き、
医師の再診察に同席して新たな診断書を取得しました。

また、病院Ａに、下肢につき、レントゲンのロール撮影を行って頂きました。 
本件交通事故の治療に主としてあたっていた熊本市内の病院Ａは、弁護士の経験上、後遺障害等級認定申請にあたって必要な検査等には、あまり協力的でない姿勢が目立つ病院でした。
今回の交通事故でも、病院Ａは、レントゲンのロール撮影を渋っていましたが、交通事故の後遺障害等級評価に必要である旨を説明し、撮影してもらいました。

その上で、
弁護士にて、
「左右両下肢の脚長差について１３級８号」
「胆のう摘出について１３級１１号」
の後遺障害等級が認定されるべきと考える旨の意見書を付して、異議申立を行いました。 

その結果、
・ 大腿骨開放骨折後の下肢の短縮障害について「１下肢を１センチメートル以上短縮したもの」として１３級８号 
・ 胆のう摘出について「胸腹部臓器の機能に障害を残すもの」として１３級１１号
の後遺障害等級の認定を新たに受けることができました。