事例356
2017/06/16
被害者:30代男性、熊本市中央区在住
傷病名:むち打ち(頚椎捻挫・腰椎捻挫)
後遺障害等級:併合14級
事故地:熊本市内
過失割合:当方10%
《ご依頼の経緯》
事故の相手方が、治療費の支払を拒否しており、大変、お困りの事案でした。
弁護士が受任した後、ようやく、治療費の支払が始まりました。
《弁護士によるサポート① 後遺障害等級の獲得》
整形外科での治療終了後、弁護士にて、後遺障害等級獲得をサポートさせて頂きました。
当事務所の強みとして、後遺障害等級の獲得から、被害者様をサポートできることが挙げられます。
その結果、自賠責保険から、
・頚椎捻挫後の頚部痛・上肢脱力感などについて「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級14級9号
・腰椎捻挫後の腰痛について「局部に神経症状を残すもの」として後遺障害等級14級9号
あわせて併合14級の後遺障害等級を獲得できました。
後遺障害等級獲得時点で、自賠責保険からは、認定された後遺障害等級(14級)に対応する自賠責保険金75万円を先行回収しました。
上記75万円は、保険会社との示談では「示談金に含まれる」ことが通常ですが、本件では先行して回収しております。
《弁護士によるサポート② 保険会社との交渉~示談解決》
獲得した後遺障害等級併合14級を前提として、弁護士が、ご本人様を代理して、相手方保険会社と示談交渉をしました。
示談交渉の結果、
・治療費(治療打ち切り後の自費通院分を含む):約125万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約110万円(治療打ち切り後の期間も含む裁判基準満額)
・後遺障害逸失利益:約90万円
・後遺障害慰謝料:約110万円(裁判基準満額)
など、合計約460万円の損害額認定を獲得しました。
当方過失10%を過失相殺した上で、相手方保険会社が既に支払った金額及び自賠責保険から先行回収した75万円を除き、ここから更に相手方物損の当方過失分を相殺した、新規回収額は215万円強となります。
《弁護士費用の負担なし》
弁護士費用特約をご利用された事案であり、ご本人様の弁護士費用のご負担がない形で、無事、解決ができました。