事例158
交通事故示談★熊本市東区・60代男性・後遺障害等級12級10号・保険会社提示額「約735万円」→弁護士依頼後「約960万円」へ示談金を増額して解決
被害者:60代男性、熊本市東区在住
職業:会社員
交通事故発生地:熊本市内
後遺障害等級:12級10号 「1手のひとさし指、なか指又はくすり指の用を廃したもの」
《弁護士依頼の経緯》
後遺障害等級12級10号の認定を受けておられた交通事故です。
保険会社からは、既払い金を除き「約735万円」での示談提示を受けておられました。
「訴訟まではしたくないが、よく分からないまま、保険会社の言うままに示談したくない。」とお考えになり、弁護士にご相談されたとのことでした。
《弁護士依頼後の経過》
受任後、稲葉弁護士にて、後遺障害等級の認定が妥当かを検証しました。
後遺障害等級認定について異議申立のメリットが考えにくいと判断されましたので、ご依頼者様にその旨をご説明の上、相手方任意保険会社との示談交渉を開始しました。
《弁護士依頼の結果》
弁護士と保険会社との交渉の結果、
傷害慰謝料(入通院慰謝料)、後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料などの増額により、既払い金を除き「約960万円」での示談が成立しました。
弁護士を依頼されたことによる増額は「225万円強」となります。
ご依頼者様としては、金額もさることながら、「正当な金額かどうか」という点を重視されておられましたので、
弁護士にて、交通事故の損害賠償における、それぞれの費目の考え方や計算根拠、訴訟になった場合(出るところに出た場合)には、どのような増額要因ないし減額要因が考えられるのか等について、ご説明申し上げ、
ご依頼者様が、よく理解した上で示談に臨まれるよう、気を配りました。
稲葉弁護士のスタンスとして、金額だけでなくその根拠について、裁判例等を踏まえた、ご依頼者様の納得がいく説明を心がけております。