事例180
交通事故示談★熊本県大津町・30代男性・保険会社提示「約10万円」→弁護士依頼後「約25万円」に示談金を増額して解決
被害者:30代男性、熊本県大津町在住
お怪我の内容:むち打ち症
相手方保険会社の示談提示額:約10万円
弁護士依頼後の解決額:約25万円
《事案の概要》
交通事故によるむち打ち症のため、10日強、ご通院された30代男性の方の事案です。
相手方保険会社からは、既払い金を除き「約10万円」での示談解決を求められていました。
《弁護士の活動~示談交渉→増額解決》
弁護士にて、ご依頼をお受けして、相手方の任意保険会社と示談金増額の交渉を行いました。
増額交渉の結果、
「弁護士依頼前の保険会社提示:約10万円」が「約25万円に増額」できました。
上記金額は、既払い金を控除した後の、お手取りの金額です。
《弁護士費用特約利用による弁護士費用負担なし》
本件交通事故の解決にあたっては、弁護士費用特約がご利用できました。
特約から、弁護士費用の全額が賄えましたので、ご本人様のお手出しの費用負担なく、
弁護士依頼により「約15万円の示談金が増額」できました。
《弁護士のコメント~弁護士費用特約について》
保険会社は、弁護士が入る前と入る後で、交通事故における示談金の計算基準を変えてくることが多いです。
熊本県内を中心に、多数の交通事故事件の解決を扱ってきて、この点は、日々、実感しております。
しかし、少額の賠償事案では、弁護士費用のご負担を考えると、
「納得のいかない金額であっても、我慢して示談してしまおう」、という結論に至ることが多かったと思います。
弁護士費用特約は、「このような不公正な問題」を是正する大きな力です。
現在、弁護士費用特約に、最低負担金額を設ける等の議論がなされているとも聞いており、
今後、少額事案で弁護士費用特約を利用するのが、難しくなることもあり得ます。
しかし、現在のところでは、少額事案でも、基本的に弁護士費用特約の利用に、制限はありません。
せっかく「特約分の保険料を割増で」支払っておられるのですから、弁護士費用特約は、遠慮せずにお使いになったほうがよいと思われます。