事例187
交通事故異議申立★熊本市南区・40代男性・下顎骨骨折など・後遺障害等級併合12級→異議申立で併合8級獲得
2016/05/16
- 顔・外貌
- 傷跡
- 1~8級
- 9級
- 10級
- 12級
- 14級
被害者:男性、40代、熊本市南区在住
傷病名:顔面挫創、下顎骨骨折など
《事案の概要》
事前認定において、後遺障害等級併合12級とされた事案です。
被害者様と一緒に稲葉弁護士が主治医と医師面談し、障害の内容等について確認の上、新たな医証を作成して頂きました。
医師面談や画像を検討した後、弁護士の意見を付して、異議申立てをしました。
また、咀嚼機能に関する「そしゃく状況報告表」などの資料も提出しました。
異議申立ての結果、
・顔面挫創・下顎骨骨折に伴う顔面部の右下唇~下顎下面にかけての線状痕について「外貌に相当程度の醜状を残すもの」として9級16号
(異議申立前は「外貌に醜状を残すもの」として12級14号)
・咀嚼障害について「咀嚼機能に障害を残すもの」として10級3号
(異議申立前は該当なし)
・赤唇移行部の末梢神経性疼痛、口腔前庭部・下唇・オトガイ部の異常感覚について「局部に神経症状を残すもの」として14級9号
(異議申立前は該当なし)
・歯牙障害について「3歯以上に対し歯科補綴を加えたもの」として14級2号
(異議申立前と同じ)
の4つの後遺障害等級を獲得できました。
あわせて併合8級の認定となります。