事例211
交通事故示談★熊本市中央区で発生した自転車vs歩行者の事故につき、合計約1640万円の損害額の認定を得て示談解決
被害者:70代女性
事故態様:熊本市中心部にて歩行中に自転車にはねられた事故です。
《傷害内容》
大腿骨頚部骨折など
《後遺障害等級認定申請→後遺障害等級10級11号獲得》
症状固定前から受任させて頂いた事案です。
ご本人様について、後遺障害等級認定申請をし、10級11号の後遺障害等級を獲得しました。
《保険会社との示談交渉・解決》
後遺障害等級獲得後、弁護士にて、相手方の任意保険会社と示談交渉をしました。
・入通院への夫の付添費:約35万円
・主婦として夫の世話が出来なかった分の休業損害:約125万円
・怪我自体の慰謝料(傷害慰謝料ないし入通院慰謝料):約145万円
・後遺障害が今後の主婦としての働きへ影響する分の賠償(逸失利益):約730万円
・後遺障害慰謝料:約550万円
など、交渉の結果、当方の要求額にほぼ近い、合計約1640万円の損害額の認定を受けました。
既払い金控除後の新たな回収額は、約1605万円となります。
《弁護士のコメント》
「自転車が加害者となる」交通事故が、近年、社会的に問題となっております。
自転車について、歩行者に類するものとお考えの方も多いと思います。
しかし、道路交通法上、自転車は軽車両ですし、実際、衝突事故の場合、事故の相手方が骨折等をするケースもしばしば見かけるところです。
自転車を運転される方は、まずは安全運転に努めて頂くべきと思いますが、万が一、歩行者等に怪我を負わせてしまった場合に備え、しっかりと保険に加入されることをお勧めします。