事例217
交通事故示談★熊本市北区・40代女性・むち打ち・後遺障害等級併合14級につき、損害額約690万円の認定を得て示談解決
被害者:40代女性、熊本市北区在住
事故態様:追突
傷病名:むち打ち(中心性頚髄損傷、腰椎捻挫ほか)
《ご依頼の経緯》
なかなか症状が良くならないということで、当事務所にご相談頂き、ご依頼を頂きました。
通院中から、弁護士にてサポートさせて頂いております。
《弁護士による解決① 後遺障害等級の獲得》
症状固定後、弁護士にて、自賠責保険に被害者請求を行い、
・後頚部痛や手指の脱力感などについて、神経症状14級9号
・腰椎捻挫後の足の違和感などについて、神経症状14級9号
のあわせて併合14級の後遺障害等級を獲得しました。
この時点で、自賠責保険の後遺障害分として75万円を先行回収しました。
この金額は、通常の示談では、相手方の任意保険会社からの示談金額に含まれるものです。
《弁護士による解決② 保険会社との示談交渉》
ご本人の症状の訴えが強く、神経症状における上位等級12級13号に該当しないか、検討しましたが、有意な他覚的所見がなかなか得られませんでした。
そこで、併合14級を前提に、弁護士にて、相手方の任意保険会社と示談交渉しました。
交渉の結果、最終的に、むち打ちによる神経症状14級事案としては、かなり高額と考えられる約690万円の損害額の認定を勝ち取り、示談解決することが出来ました。
具体的な内訳は、
・休業損害(主婦休損):約110万円
・傷害慰謝料(入通院慰謝料):約160万円
・逸失利益:約80万円
・後遺障害慰謝料:約110万円
などとなります。
保険会社の既払い金や自賠責保険から先行回収した75万円を除く新たな回収額は、390万円超となります。
弁護士費用特約をご利用されましたので、ご本人様の弁護士費用の負担はなく、解決できております。
《弁護士の感想》
ご本人様からは、解決後、お手紙とお菓子を頂戴しました。
ご満足いただけたと嬉しく思うとともに、所員一同、たいへん励みになりました。