事例220
交通事故示談★熊本市西区・20代男性・バイク事故・後遺障害等級なしにつき人損:20万円強、物損:約5万円を回収し解決
ご依頼者:男性、20代、熊本市西区在住
《事案の概要》
ご依頼者様がバイクを運転していたところ、熊本市内で四輪車と衝突した事故です。
相手方任意保険会社からは、自動車保険による治療費負担を拒否されており、自費で治療されておられました。
弁護士費用特約の適用がある事案でしたので、弁護士費用特約を利用して、「混み入った問題を弁護士に解決して欲しい」とのご依頼でした。
《ご依頼後の流れ》
刑事記録を取得し、過失割合を検討しましたが、大幅な過失相殺が予想されました。
ご依頼者様には、予想される過失割合とその根拠について、丁寧にご説明しました。
人損に適用される自賠責保険の場合、「重大な過失があった場合のみ」過失割合に応じて支払が減額される仕組みです。
しかも、過失が6割あっても減額はされず、7割あっても2割の減額にとどまるなど「減額の幅も少なく」なっています。
そこで、自賠責保険に、自費で支払った治療費を含めて、被害者請求を行いました。
結果、自賠責保険からは20万円強の回収ができました。
物損については、弁護士にて交渉した結果、人身損害について自賠責保険からの回収で賄うことを条件に、過失割合を5:5とする形で解決できました。
物損は、約5万円を回収しての解決となります。
率直に申しまして、当方の過失の方が大きいのではないかとも思われる事案でしたので、有利な解決ができたものと考えております。
《弁護士のコメント》
非常に錯綜した事案でしたが、本件における解決としては最善の解決ができたものと思います。
弁護士費用特約の適用がある場合には、ご自分では解決困難な事件を解決する、という意味で、弁護士を依頼するメリットがあるものと思います。