事例227
交通事故訴訟★熊本市西区・男性、地裁判決で約210万円→高等裁判所で約300万円に増額して和解解決
被害者:50代男性、熊本市西区在住
交通事故発生地:熊本県内
交通事故の態様:追突事故
《事案の概要》
熊本地方裁判所で、既払い金を除き、加害者に約210万円の支払を命じる判決がなされた交通事故です。
担当裁判官は、交通事故に関する法律書へ執筆したキャリアもある、ベテラン裁判官でした。
しかし、
弁護士にて、判決内容を分析したところ、理由に納得できない部分があり、全体的な賠償金額も低額と考えられました。
そこで、福岡高等裁判所に控訴して、適正な賠償金額を求めることにしました。
《控訴審における増額変更》
控訴審(福岡高等裁判所)では、
弁護士にて、一審判決の理由に不適切な点があることを主張し、証拠を提出するとともに、判決内容の変更を求めました。
その結果、
高等裁判所の裁判官から、一審判決を変更する可能性が高いことが示唆され、和解勧告がなされました。
最終的には、約300万円に賠償額を増額しての和解解決となりました。