事例1242
交通事故示談★熊本市東区・男性につき、保険会社提示「55万円弱」→弁護士依頼後「135万円強」へ「80万円以上の示談金増額」をして示談解決
ご依頼者:男性、熊本市東区在住
保険会社の示談提示額:55万円弱
弁護士による示談解決額:135万円強
弁護士が交渉により増額した金額:80万円以上
《本件の特色》
本件では、被害者様が実際に入通院された日数が少なく、
お怪我の程度と比較して、示談金の提示額が低いと考えられました。
一般には知られていない保険会社の事情ですが、
保険会社は「被害者様に支払った示談金のうち、いくらを自賠責保険から回収できるか」を考えて、示談提示をしてきますので、
①骨折などの場合、骨がつながるまでに入通院の「日数」はさほどないことが通常
↓
②保険会社が自賠責保険から回収できる金額は、入通院日数に応じて算定されるので、保険会社が示談金を被害者様に支払った後、自賠責保険から回収できる金額が少なくなる(すなわち、保険会社の「実際の」負担額が大きくなる)
※ 保険会社の「実際の」負担額=示談額-自賠責保険からの回収額。
※ 保険会社の上記都合は、一般には知られていないと思います。
↓
③骨折などの場合、お怪我の程度と比較して、示談金の提示額が低い(下手をすると、むち打ち症でリハビリ通院した事案よりも低額の示談金しか提示されない)
といったことが、しばしばあります。
《弁護士の活動~保険会社との示談交渉→示談金増額をして示談により事故解決》
本件事故も、上記のような事情からと考えられますが、
被害者様のお怪我の程度と比較して、「示談金提示額が非常に低い」事案でした。
弁護士は、
保険会社との示談金交渉のご依頼を受けた後、
保険会社から資料一式を取り寄せて、示談金の再計算を行いました。
その上で、被害者様のお怪我の程度を「きちんと賠償額に反映させる」よう、
被害者様と、ご連絡を取りながら、保険会社との交渉を行いました。
弁護士交渉の結果、最終的には、保険会社の既払金を除いて、
・保険会社提示額「55万円弱」→交渉による解決額「135万円強」
へ「80万円以上」の示談金増額をしての、事故解決ができました。
ご家族様からは、最終面談時に、お菓子を頂戴しました。
いなば法律事務所の弁護士の活動内容に、ご満足頂けたものと、
弁護士及び所員一同、たいへん嬉しく、励みに思いました。
《その他のコメント》
その他、特筆すべき事情として、
本件では、「ご自宅でのギプス固定期間」も入院期間と扱って、賠償金算定をすることができました。